この仕事を長くやっているとこんな話はよく出てきます。
【賃貸が良いのか。。。】
【持ち家が良いのか。。。】
他には
【新築物件が良いのか。。。】
【中古物件が良いのか。。。】
このようなお話が多々話題に上がります。
今回は【「賃貸VS持ち家」の住宅費】にフォーカスします。
私は不動産業界で働いていますので、職業上偏った見解になってしまいがちですが
本記事はなるべく一般のお客様目線となり、中立な立場で書きます。
【まず結論から!持ち家が良いと思います】
お客様からのご相談で圧倒的に多いのが住宅費についてです。
詳しくお話を伺うと.....
①収入が不安定だから住宅ローンを払っていけるか心配で・・・
②転職を考えているから今は住宅ローンを借りたくない・・・
③いつリストラされるか分からないから住宅ローンの返済が・・・
④いつ病気になって働けなくなるか分からないから住宅ローンが負担に・・・
このような心配をされておられる方が大半です。
しかしよく考えてみて下さい。
一生、実家暮らしなら住宅費はかからないでしょう。
でも賃貸に住まわれている方はいかがでしょうか。
必ず住宅費は発生します。
●ではここで住宅費の目安として、賃貸の家賃と住宅ローン返済額について考えてみましょう。
【賃貸の場合】
大阪府内62区市の賃料の平均は75,516円です。
(2LDK・3K・3DK、ファミリータイプ)※アパート、戸建て賃貸を除く
【持ち家の場合】
2,850万円を借り入れた場合の住宅ローン返済額は75,184円です。
(返済期間35年、金利0.595%、元利均等、団体信用生命保険付き、三大疾病重点型、全疾病保障付き)
2,850万円も融資を受けるとかなり条件の良い優良な物件が購入できます。
(物件例:シャルマンフジ鴻池新田グランフォーラム、2,798万円、80.26㎡、3LDK、平成15年7月建築、リフォーム済み、アフターサービス保証付き)
●では次に上記を例に、賃貸の家賃支払いがある場合と、住宅ローンの返済がある場合とでイメージして下さい。
①住宅ローンの返済(75,184円)はできないけど、賃貸の家賃(75,516円)なら払っていける。
.....そんな事はないですよね。
②住宅ローンは必ず期日までに返済しないといけない、でも家賃なら期日までに支払わなくても良い。
.....そんな事はないですよね。
いずれにしても住宅費として何らかの支払いは発生します。
そしてどちらも期日と責任があります。
お客様とお話ししていて気付く事があります。
◆住宅ローンの返済は、責任が重く必ず返済しなければならない大きな負債である。
◆賃貸の家賃は、責任が軽く期日までに支払いをしなくても構わない。滞納しても大丈夫。
このように考えておられたり、賃貸の家賃を軽視している傾向にあるのです。
しかしどちらにも同等の支払い責任があるのです。
その②に続く。
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