金融機関などでお金を借りる場合は、支払いが滞りなく行われるように、連帯保証人を立てることを条件としています。
しかし住宅ローンの場合では、ケースによっては連帯保証人が必要となる場合もありますが
【必要な場合】と【不要な場合】があります。
本日は住宅ローンで連帯保証人が不要となる理由について書きます。
住宅ローンにおいて連帯保証人が不要になる理由としては、購入する物件自体が担保となっている点が挙げられます。
物件が担保となることで、金融機関側の貸し倒れリスクが回避されることから、連帯保証人が不要となるケースが多いのです。
以前は住宅ローン契約時に連帯保証人を必要とするケースのほうが多かったと思います。
しかし保証人を見つけることが難しい場合は、住宅ローンを利用して住宅を購入することができないため、金融機関は保証人を立てるのではなく、保証会社を利用する形をとるように変わっていったのです。
【保証会社とは保証人の役割を代行する会社のことをいいます】
金融機関では『金利に保証料を上乗せする』形で保証人不要の住宅ローンサービスを行っています。
保証料を支払うことで保証会社が保証人の代わりとなり、万が一ローンの返済が難しくなった場合に銀行への返済を代行してくれます。
住宅ローンでは、連帯保証人の代わりに保証会社を利用する形をとることで、保証人が見つからないという方でも契約できるシステムとなっています。
●少し賃貸のお話です。。。
最近では物件購入時だけでなく、賃貸物件を借りる場合でも保証人ではなく保証会社を利用するケースが増加してきました。
保証会社へ支払う保証料の相場は賃料の50%~100%で、物件や保証会社や保証人の有無によって変動します。
保証料を支払うことで保証してくれますので、原則として保証人は不要となります。
近年では『保証会社への加入が必須条件』になりつつあります。
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