共有持分とは、複数の人が1つの不動産を共同で所有している時に、それぞれの人がその不動産について持っている所有権の割合のことをいいます。
たとえば夫婦で1つの不動産を2分の1ずつ共有している場合は、夫と妻それぞれが持っている所有権の割合(2分の1ずつ)のことをさします。
そしてこの割合を登記所に登記しなければなりません(持分登記)。
登記とは第三者に「これは私の所有権だ!」と主張することです。
さて共有持分といったワードを聞くと、セットのように「共有名義」といった言葉を耳にすると思います。
共有名義とは、その不動産の所有権を持っている人のことをいいます。
たとえば5,000万円の住宅を夫婦で購入するとしましょう(共有名義は夫と妻になります)
夫
自己資金:1,000万円
住宅ローン:2,000万円
妻
自己資金:0万円
住宅ローン:2,000万円
このような出資の割合なら持分割合は
夫:60%(5分の3)
妻:40%(5分の2)
となります。
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